かつらとウィッグ、洗い方に違いはあるの?

突然ですが、かつらとウィッグの洗い方について違いはなにか答えられますか?かつらとウィッグが違いについて明確に答えられる人は少ないのではないでしょうか。
まずはかつらとウィッグの違いについて説明しましょう。「かつら」というのは世間一般的に男性が薄毛隠しのために使う物や、舞台俳優などが使用する時に用いられるものを表す言葉です。対して「ウィッグ」というのは、ファッションとして使う物や、女性が使うかつらのことを表す言葉なんです。

これらでお分かりいただける通り、どちらも「かつら」であり、用途によって表現が異なっているだけなのです。
ですので、かつらとウィッグの洗い方は同じ場合が多く、大して違いはありません。今回はそんな「かつら(ウィッグ)の洗い方」についてご紹介したいと思います。

かつら(ウィッグ)の洗い方

まずはかつらを洗う頻度についてです。使用する頻度にもよりますが、毎日又は頻繁に使用している場合は7~10日を目安にシャンプーを行うのが良いでしょう。皮脂や汗、ホコリの付着はかつらを痛める原因となってしまうため、定期的にお手入れをする必要があります。

1) 洗う前の準備

水に濡らす前に、まずはかつらをブラシでとかして絡みが無いかを確認していきます。ストッパー(ピン)が付いている製品は、ピンを閉じておきましょう。根本から一度にブラッシングを行おうとすると絡んでしまう場合があるので、毛先から丁寧にとかしてあげる事がポイントです。絡みが取れない場合は専用のローションなどを使い、絡みを少しずつといてあげましょう。絡みを取らないで水に濡らしてしまうと、絡みが取れなくなってしまうので注意いしてください。

2) 洗い始め

洗面器に水又はぬるま湯を張り、シャンプーを2プッシュほど入れてよく泡立てます。かつらは水に濡れると毛が広がってしまい、ケアを行う部分が分からなくなってしまうので、フロント部分を持ちながら浸していくと洗いやすくなります。

次に、シャンプーを溶かした液の中にかつらを浸して、5分程浸け置きします。その際、かつらを優しく押し洗いをすることで洗浄液が全体的に行き渡るようになります。また、内部のネット部分に付着したファンデーションや皮脂などの汚れは、裏返してこちらも押し洗いをしてください。揉み洗い、擦り洗いをするとかつらを痛めてしまう可能性があるので注意が必要です。

3) すすぎ洗い

かつらの浸け置きが終わったら、次は水またはぬるま湯ですすぎ洗いをします。かつらの毛の流れにそって、シャンプー液が残らないよう丁寧にすすぎましょう。水圧の高いシャワーなどを当てながらすすぐと、ネットの裏側に毛が入ってしまったり、絡みが出来てしまったりする場合があるので、少しずつ水をあてて流していきます。

4) トリートメント

リンスやコンディショナーを手の平に伸ばして、毛先を中心に馴染ませていきます。あとはシャンプーと時と同様に、丁寧にすすぎ流すようにしましょう。

5) 乾燥方法

まずはタオルで包み、水気をとりましょう。かつらを絞ったり擦ったりすると絡みや痛みの原因になってしまうため、タオルの上からポンポンと叩きながら水気をとっていきます。また、かつらが濡れたままブラッシングをしてしまうと、カールや癖が取れて不自然になってしまうため、ブラッシングは完全に乾いたあとに行うようにしましょう。

かつらの水気がある程度取れたら、次は裏側のネット部分にドライヤーを当てて乾かしていきます。ネット部分の乾燥が終わったら、かつらをウィッグスタンドにのせて髪全体を半乾きの状態になるまで乾かしていきます。この際、ドライヤーは髪から15cm~20cmほど離して使用してください。人毛や耐熱ファイバーではないかつらはドライヤーを使用することが出来ないので要注意です。

全体的に乾かすことが出来たら、静電気防止用のスプレーや専用クリームを使用することで、より綺麗に仕上げることが出来ますよ。

基本的なかつらの洗い方は以上になりますが、かつらの毛質(人毛・人工毛・ミックス)によっては、洗い方が多少異なってくる場合があります。お手持ちのかつらを長く使うためにも毛質に合ったケアを行うようにしましょう。