アフターケア

かつらは経年劣化だけでなく、適切な取り扱いやケアをしていかないと、傷みが早くなってしまうものです。そこで、かつらの傷みの原因となるものやそのケア方法についてご紹介していきます。

天然毛髪における色あせについて

かつらの色あせは、天然毛髪である人毛を使ったかつらに起こる傷みです。この色あせについての原因は、かつらを作る際に天然毛髪の色を一旦抜き、利用者の髪色に合わせ染色し直していることが挙げられます。そのため、自分の髪の毛と同じく、期間が経てば色あせてしまうものなのです。普通に利用していれば、半年~1年程度で色あせてきてしまうでしょう。

その色あせをケアする方法は、カラーリングを定期的に行うことです。かつらを購入したメーカーのサロンで染め直してもらえば、元通りになります。

人工毛髪における縮れについて

かつらの毛髪の縮れは、人工毛髪を使ったかつらに起こる傷みです。化学繊維によって造られた人工毛髪は、摩擦や静電気によって縮れるという特性があります。そのため、毛髪が縮れやすいのも、仕方がないことなのです。

それでも、できる限り毛髪が縮れることをケアしていく方法としては、摩擦や静電気を起こさないようにすることが挙げられます。乾燥する季節には静電気を防止するスプレーを使用したり、かつらを乾かす際にはタオルで優しくふき取るようにしてください。強くこすってはいけません。また、髪をとかした時に毛髪が絡まってしまい、取ろうとして引っ張ることによって縮れてしまうこともあるため、無理に引っ張ったりせず、丁寧に扱うことが大切です。一度縮れてしまうと人工毛髪は元に戻りませんので、「扱いは優しく丁寧に」が基本です。

抜け毛について

かつらの毛が抜けるという傷みの原因は、ベースと毛髪それぞれの傷みが原因となって起こります。ベースはスキンベース・ネットベースに関わらず、長く使用しているとボロボロになったり、破れたりして毛が抜けるようになります。また、かつらに使用している毛髪自体が傷むことで、すぐに切れたり根元から抜けたりといったことが起こります。

それを防ぐためのケア方法は、ベースや毛髪を洗う際に強くこすらず優しく丁寧に洗うということです。お湯の温度はぬるめで洗うようにしましょう。シャンプーやリンス、トリートメントなどはしっかりと洗い流し、かつらに残らないようにしてください。

長持ちさせるために必要なメンテナンス

かつらの最良の状態をキープしていくためには、かつらを購入したメーカーや専門サロンでの、定期的なメンテナンスや補修が必要となります。とはいえ、定期的なメンテナンスや補修には費用もかかります。行く度に費用を支払うことになると、足も自然と遠のいてしまいがちになり、その結果傷みが進行して、新しいものをまたイチから作り直さなければならない、なんてことにもなりかねません。

そんな不安や心配を取り払うために、かつらの購入後のアフターケアサービスを行ってくれるメーカーもありますので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

「アデランス」では、アデランスヘアクラブという年会費制のサービスがあり、初期費用0円で無料メンテナンス、定期的な施術効果チェックなどを受けることができます。アフターケアまでパックになっているため、購入後も安心です。

「アートネイチャー」では、かつら購入の翌月より、点検やメンテナンス、カット・シャンプーが無料で受けられるサービスを行っています。

「スヴェンソン」では、カウンセリングからアフターケアに至るまで、ヘアライフコンシェルジュがしっかり担当してくれます。悩み相談から購入後のサポートまで、安心して任せることができます。修理やかつらの交換費用が無料となる定額制のプランもあります。

このようなアフターケアをしっかり行ってくれるようなメーカーを利用することが、かつらを安心して利用すること、安定した品質を保つことにもつながっていくのです。